ヘルニアに代表されるような腰痛では安静にしていることが一番いいとされてきました。

しかし、最近の研究では安静にすることは治るどころかむしろ害の方が多いという結論に達しています。

腰痛患者の多くは一時的なものではなく、慢性的な痛みに悩まされている場合が多いですが、この慢性的な痛みに発展する理由は腰痛になった当初、安静にしていたことが原因と言われています。

急性期には安静、但しなるべく早く活動を始めること

痛みの強い時期や、痛みを感じ始めた当初を急性期と呼びますが、この急性期の段階では現在でも安静にしておくのが基本とされています。

ヘルニアや、それに伴う坐骨神経痛では、痛みの激しい急性期から徐々に痛みが引いていき、我慢は出来るけど痛みを感じる慢性期という変遷を見せます。

この急性期に何が起こっているのかというと、痛みの原因である腰部では炎症が起こっているのです。

炎症が起こっているときに無理に動かしてしまうと、その炎症部位がさらに炎症を起こす可能性があるので安静にすることが推奨されています。

ただし、この安静にしておくべき期間は長くても3日までと言われており、なるべく早く活動を始めることが大切です。

安静にしておく期間を間違えると痛みが長引く

痛みが徐々に引いてきたにもかかわらず、ずっと寝たきりだったり、活動量が通常に比べて大きく低下している場合には、急性期の痛みが長引くことがあります。

また、日本人の国民病とも言われている原因不明の腰痛ですが、これらの慢性的な痛みも多くの場合は安静期間を間違えていることが原因だとも言われ始めています。

腰痛患者の8割が原因不明だと言われていますが、このような腰痛のほとんどは筋肉のコリや硬直が原因です。筋肉の異常はレントゲンやMRIでは映し出されないので明確な原因を突き止めることが出来ないわけですね。

安静にしておく期間が長すぎると、痛みを感じている部分が長い間動かされない状態になるため、筋肉が凝り固まってきます。

それに伴って血行不良などが引き起こされ、慢性的な腰痛や神経痛に発展することになるのです。

参考記事→運動不足や筋力低下が原因で坐骨神経痛になる人は想像以上に多い?

急性期と慢性期の正しい過ごし方

それでは以上を踏まえて、急性期と痛みの引いてきた慢性期の正しい過ごし方を紹介します。

痛みの強い急性期には安静第一です。
この期間は具体的に言うと、ベッドなどで横になり自分が楽だと思う姿勢で安静にしておきましょう。

動かさなくても痛みを感じる場合には鎮痛薬などを服用して痛みを取ります。

急性期の患部は炎症を起こしているので、温めるよりも冷やすことで痛みを取り除くことが出来ます。
そのため、湿布薬などを使う場合には温湿布ではなく冷湿布を張るようにしましょう。

温めるのが良くないため、お風呂も湯船にはつからず、シャワーだけで済ませて患部を温めないように心がけましょう。

一方、痛みが徐々に引いてきた慢性期には意識的に活動するようにしてください。

痛みを感じていると、どうしても動くことが辛くなり活動量が低下してしまいますので、動くということを意識することが重要になります。

ただし、活動量を増やすと言ってもランニングや筋トレなどをするという意味では無く、いつもと同じような活動量をキープしてくださいということです。

例えば、買い物に行ったり、階段を上り下りしたり、洗濯物を干したりなどです。

このような日常で動かす量でも十分なので、活動量は落とさないように注意しましょう。

また、この段階では逆に冷やすよりも温めることで痛みを取り除くことが出来ますので、湿布を張る場合には温湿布を、お風呂に入る場合には湯船にしっかりと使って患部を温めるように心がけましょう。

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