人によって痛みの感じ方やその表現の仕方が異なるのも、坐骨神経痛の難しいところですよね。
私の場合、坐骨神経痛の痛みを初めて感じた時は太ももの裏と股関節に対しての鋭い突き刺すような痛みだったのですが、次第にその痛みは変わっていき、ふくらはぎや足の甲などに出てきました。
それも初めは突き刺すような痛みだったのが、ふくらはぎではジンジンとするような痛み、足の甲では電気が走るようなズキズキとした痛みでした。
勿論、足の甲などから症状が出始める人もいます。
その場合には『ただの歩き疲れかな?』とか、『靴があっていないのかな?』程度にしか思わないでしょう。
指に対して症状が出る場合はなおさらです。
しかし、その症状は坐骨神経痛という症状かもしれません。
坐骨神経痛がもし疑われる場合には、坐骨神経痛の基礎知識でどのようなものなのかを知っておきましょう。
ここでは足の甲に対しての症状として考えられるものに特化して書きますが、勿論その症状は他の部位にも出てくる可能性があります。
坐骨神経自体、腰の部分から足先にまで通っているので、この間ならどこに症状が出てもおかしくないわけですね。
そのため、今の段階から全体的な知識を付けておくことをオススメします。
あなたの症状に当てはまるものはある?
さて、坐骨神経痛の場合、足の甲などにはどのような症状が出るのでしょうか。
下に代表的なものを挙げてみたいと思います。
- ジンジンと電気が走るような感覚
- ドクドク血が流れるのに伴って痛みが走る
- 力を入れていないのに指が動いたり痙攣する
- 麻酔を打ったような麻痺やしびれがある
坐骨神経痛を患うと、基本的にはこのような症状が見られます。
人によって表現の仕方が異なるため、近いものが存在すればそれは坐骨神経痛、もしくはその初期症状かもしれません。
あなたの痛みはどうでしょうか?
疑われる場合は原因究明を
坐骨神経痛が疑われる場合には、基本的に原因究明が最優先課題です。
足の痛みが強くて歩くのも大変な場合や、靴を履くことが困難な場合には、太ももや膝・足の甲に坐骨神経痛の症状がある場合、何科に行くのが正解?で、どのような治療を受けるべきかを書いていますので参考にしてみてください。
そして原因が分かればそれに応じた治療を受けることになります。
ただ、神経痛全般に言えることですが、明確な原因というものがはっきりしないことが多いのも実情です。
そのような場合には西洋医学の範疇だけでなく、整体や漢方、セルフケアやストレッチなど、様々な方向から解決策を考えていくことになるでしょう。
坐骨神経痛のほとんどは自宅で治る
色んなことを書いたので不安になられた方も多いかとは思いますが、実際のところ坐骨神経痛という症状を抱えている方は日本にたくさんいます。
坐骨神経という神経が人間の体の中で一番太いというだけあって、その痛みはとても言葉で言い表せないほどのものであることも多いです。
そのため、変な病気なのではないか?と不安に思う方もいると思いますが、まずは坐骨神経痛という症状自体はとてもポピュラーなものであるということを抑えておきましょう。
整形外科に行って、下半身のしびれや痛みを訴えれば問診の段階ではほぼ坐骨神経痛と言われるほどです。
全ての坐骨神経痛に対して100%の効果が期待できる特効薬のような治療法がないのが残念なところではありますが、高い治療費を払わなくても自宅で改善することが多くの場合は出来ます。
効果的な自宅での改善法に関しては、私が実際に行った自宅で坐骨神経痛を治す方法まとめでまとめていますので参考にしてください。
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