いきなり襲ってきた痛みや、既に長い間原因不明の痛みに悩まされている場合、どんな病気なのか?不安になりますよね。
下肢の痛みの場合には坐骨神経痛の可能性が高いわけですが、そんな方のために、まずは自分で出来るセルフチェックのチェックリストを用意しました。
今現在の自分の症状と照らし合わせて正直に答えてみてください。
なお、神経痛の場合、人それぞれ感じる痛みや、その痛みの表現の仕方が異なるので、ズキズキやピリピリなどの表現は使わずに『痛み』と一括して表現しています。
※2017/11月追記
簡単な質問に答えるだけで坐骨神経痛の可能性を診断してくれる簡易診断ツールを作成しました。是非ご活用ください。
25の設問で判定!坐骨神経痛簡易診断
あなたのその痛みは坐骨神経痛?
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痛みの部位ごとに見るチェックシート
- 左右どちらかのお尻の外側に痛みがある
- ふくらはぎの外側やすねの辺りに痛みがある
- 足首に痛みがある
- くるぶしに痛みがある
- 足の甲に痛みがある
- 足の指に痛みがある
- 足の裏に痛みがある
- 腰は痛くないのに下肢に痛みがある
このうち、1つでも当てはまる場合には坐骨神経痛が疑われます。
ここのチェックリストに挙げた項目は、どれも坐骨神経痛で痛みが現れる部位ですが、坐骨神経痛だけに特有の症状という訳ではありません。
そのため、より正確な判断をする為に以下のチェックリストにも答えてみましょう。
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動作や症状で確認するチェックシート
- 直立から前屈の姿勢をすると太ももの裏の辺りが突っ張るような感じがする
- 違和感や痛みを感じる部分にほてりや熱を感じる
- 足の一部に冷えの症状がある
- しばらく歩いていると痛みやつっぱりで歩くのが辛くなる
- 普段の生活の中で足が冷えるなどの症状が痛みと共にある
- 歩けないほどではないが、慢性的にいつまでも痛い
- 痛みの感じている方の足に体重をかけると力が上手く入らない
- 横になって足の位置を変えたりずらしたりすると痛みが楽になることがある
- 第三者に後ろから歩き方を見てもらうと歩き方が変だと言われる
- 履き慣れた靴の靴底のすり減り方が左右で大きく違ったり、外側だけ、もしくは内側だけすり減ったりしている
- 長時間の立ち仕事が辛い
- 咳やクシャミなどをすると鋭い痛みが走る
- 1日の中で痛みに波がある(朝起きた時に痛みが強かったり、1日の終わりに痛みが強かったりなど)
- 頻尿や尿漏れなどの排泄障害がある
このチェックリストの各項目も、坐骨神経痛の特徴を表したものです。
二つのチェックリストでそれぞれ1つずつでも該当するものがあれば、坐骨神経痛の可能性は高いと言えるでしょう。
特に、上記のチェックリストの最後にある排泄障害の症状が確認出来る場合には、今すぐに治療が必要な場合があります。日常生活に支障が出るレベルの場合にはすぐに病院へ相談しましょう。
坐骨神経痛の可能性が高いと思ったら
チェックシートで坐骨神経痛の可能性が高いと判断できるようであれば、まずは原因究明をしましょう。
坐骨神経痛を引き起こす疾患まとめで詳しく解説していますが、坐骨神経痛を引き起こす原因としては様々なものが考えられます。
その中にはしっかりと原因が明確に分かるようなものから、ストレスなどの原因がはっきりしないものまで多岐に渡ります。
明確な原因が判明するのであれば、外科的な処置によって症状が改善する可能性は高いです。
まず初めにかかるべきは整形外科で、そこの医師の見解によって様々な精密検査に進むことになります。
痛みが現状、強すぎて、普通の生活すらもままならない場合には整形外科と合わせてペインクリニックなどの選択肢も考えられますので、神経ブロックに関しても今のうちに知識を深めておくと良いでしょう。
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