腰痛と体重の関係は昔からよく話題にのぼります。

ある程度体重のある人が『腰が痛い』というと『少しやせたほうが良いよ』と言われることがありますがこれは本当に理に適っているのでしょうか?

ある坐骨神経痛患者の方の話では、足腰の痛みを訴えて整形外科に言ったところ、レントゲンなどの検査よりもまず先に『少し体重を落としましょう』と言われたそうです。

ここでは「坐骨神経痛を含め腰痛が体重減少によって緩和していくものなのか?」という疑問について迫っていきたいと思います。

ダイエットが腰痛を改善してくれる『こともある』

結論から言えば、ダイエットによって腰痛や神経痛が改善することもあります。

体重を落とすことによって腰痛や坐骨神経痛が改善するメカニズムは、皆さんが想像している通り、腰や下半身への負担が軽減するためです。
そういう意味では、確かに肥満気味の腰痛持ちの人にダイエットを勧めるのは正解ということになります。

しかし、ひとつ覚えておかなければならないのは、そういう風に言われてダイエットを実行し、坐骨神経痛が改善するどころか悪化してしまった方が実際にいるということです。

大変な思いをしてダイエットをして、坐骨神経痛が改善すると思ったらむしろ悪化してしまった・・・

そんなことになったらとてもショックですよね。努力が水の泡になってしまった感じです。

では、ダイエットをすることで症状が緩和する人と、逆に悪化してしまう人の違いはどこにあるのでしょうか?

ただの個人差で片づけられればいいですが、実際にはそのダイエット方法と正しい知識の有無によって結果が左右されることが分かっているのです。

腰痛や坐骨神経痛を悪化させてしまう間違ったダイエット法

腰痛や坐骨神経痛を悪化させる可能性のある間違ったダイエット法は、食事制限だけで痩せる方法です。

摂取カロリーを抑えれば体重は当然低下しますので、確実かつ簡単に痩せるためには食事制限が一番効果的です。

そのため、女性を中心に医師から痩せるようにと言われると、多くの方が食べる量を極端に減らして摂取カロリーを抑えるダイエットに走ります。
その中には成人が摂るべきカロリーの1/4にも満たないほどまでに極端な制限をする方もいます。

食事制限自体はダイエットの基本ですので問題ないのですが、注意すべきポイントは『食事制限だけ』という部分です。

つまり、運動などは一切せず食べる量を減らすだけのダイエットが危険だということです。

勿論、医学的に見て摂取カロリーを極端に減らすことは、体の様々な部分に害を及ぼす可能性があることが指摘されていますので、そういう意味でも気を付けなければいけないことは確かなのですが、腰痛や神経痛を抱えている方にとっては悪化する危険性の高いダイエット方法ですので特に注意が必要になってきます。

何故、食事制限だけのダイエットが危ないのか?

食事制限だけのダイエットが危ない理由は、体の筋肉量が減ってしまい、体の重さに腰の筋肉などが耐えられなくなってしまうためです。

では、なぜ食事制限をすると筋肉が落ちると言われているのでしょうか?

これはダイエット業界でも長年議論されているテーマです。
専門家の間でも意見が分かれていますし、医学界全体で見ても色んな事を主張する人がいます。

そんな中でもよく言われるのが、「食事制限だけでダイエットをすると筋肉から落ちてしまうから」という説です。

この説によれば、筋肉は脂肪に比べ必要とするエネルギーの需要が高いため、食事制限によって体に入ってくるエネルギー量が減ると体が自動的に効率の悪い筋肉を燃やし始めるために起こるのだと説明されます。

しかし、この説に異論を唱える学者も多数存在します。
これらの学者によれば、「筋肉から先に落ちるというのは間違いで、それには個人差があるため一般論としては不適切」と言います。

筋肉と脂肪、どちらが先に落ちるのか?ということをテーマにした臨床実験が存在しないため、どちらが100%正しいという風には現時点では断言は出来ないでしょうが、多数派の意見は後者の方です。

筋肉と脂肪のどちらが優先的に燃焼されるのか?というのは、その人の体脂肪と筋肉の比率、減量中のトレーニングの有無などによって決定されるものだとする意見が多数派を占めています。

食べ物をたくさん食べて体重が増加しているときであっても、体を動かさなければ筋肉はどんどん落ちていきます。

つまり、どんなにちゃんとした食生活をしていたとしても、筋肉を使っていなければ体の筋肉はなくなっていくということです。
これは筋トレを考えると分かりやすいですね。

坐骨神経痛改善のための正しいダイエット方法

これらを踏まえると、腰痛や坐骨神経痛を改善せるための正しいダイエット方法というのが見えてきます。

食事制限によって1日の摂取カロリーを必要最低限に抑え込み、それに加えて腰痛や神経痛を引き起こす原因んとなる足腰の筋量低下を起こさないための運動が必要になってくるということが分かるでしょう。

坐骨神経痛の症状が出ている場合には動くのがとても億劫になっていると思います。
しかし、筋肉の低下をおこさないために痛み止めを飲みながらでもウォーキングなどの運動は意識的に摂り入れるようにしましょう。

従来、腰痛や坐骨神経痛は安静が第一とする説が一般的でしたが、最新の研究ではこれが真っ向から否定されています。(参考→運動不足や筋力低下が原因で坐骨神経痛になる人は想像以上に多い?)

痛みの激しい急性期でない限りはジョギングなどの激しい運動では無くウォーキングなどのゆったりした運動で構わないので、運動を習慣化することが肝要です。

ダイエットをしたからといって必ず治る訳では無い

これは当然といえば当然ですが、体重によって腰に負担が掛かっているのが原因で腰痛が出ているとは限らないため、ダイエットをすれば確実に良くなるというものではありません。

もしかしたら体重を正しい方法で減らしたとしても痛み自体は全く変わらないこともあるかもしれません。

しかし、それでも肥満気味の人に対してダイエットがすすめられるのには、減量をして体を健康な状態にすることによって痛み止めやその他の治療がより効果的になるという理由があります。

いずれにしても、症状か改善させるためには長い目で見て肥満を改善することは効果的であるということですね。

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