坐骨神経痛による痛みがあまりに強いと、外に出るどころか家の中でも活動的になれないものです。
神経痛やそれに伴う腰痛が運動をすることで治ったという例はよく耳にしますが、運動が良いというのははたして本当なのでしょうか?
自分の症状がどの状態にあるのかを見極めることが大事
運動をすることで症状が軽くなったというのは間違ってはいませんが、100%正解とも言えないようです。
というのも、症状の重さによっては運動をすることでさらに悪化することがあるからです。
急性期と呼ばれる痛みがひどい状態の時の運動は基本的にNGで、痛み止めを飲みながら無理に運動をすることでさらに症状を悪化させてしまうこともあるので注意が必要です。
逆に症状が沈静化してきて薬を飲まないでも比較的普通の生活が送れるようになったら積極的に運動を取り入れてみると良いです。
また、腰の筋肉や腹筋、背筋が衰えているから腰痛になるということもしばしば言われますが、痛みが強いときに筋トレなどを無理にするのも逆効果です。
坐骨神経痛は激しい痛みが慢性的に続くことは稀で、次第に沈静化していくことが多いので、運動を取り入れる際には自分の症状が現在どの段階にあるのかを見極めることが大切です。
(稀に立ち上がれないような強い痛みが慢性的に続くケースがありますが、この場合はすぐに病院へ相談するようにしましょう)
無理のない運動を徐々に取り入れる
坐骨神経痛の症状が軽くなったとはいえ、人によっては痛み止めの薬を飲まないと外に出るのが不安という人もいると思います。
その場合は薬を飲みながらの運動になると思いますが、こういう場合の運動はジョギングなどの足や腰に負担を大きくかけてしまうものはやめ、ウォーキングなど比較的動作のゆっくりした運動を積極的に行うようにしましょう。
ちなみに運動はウォーキングなどのように外でやるというのもポイントの一つです。
外の空気を吸いながら有酸素運動をすることで副交感神経が刺激され、リラックス効果も得られます。
筋肉が緊張しこわばってしまっている坐骨神経痛患者にとってリラックスは重要な要素です。
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