いつまでもジンジンと電気が走っているような痛み・・・
こんな痛みがいつまで続くんだろう・・・
坐骨神経痛を体験した人はみんな思うことだと思います。
かくいう私も坐骨神経痛になったばかりの頃は毎日のように悩んでは鬱になりかけてました。
しかしただ悩んでいても解決はしないので、少しでも早く改善させるためにも坐骨神経痛に対する正しい知識を持つことが大切です。
原因によって異なる完治までの期間
坐骨神経痛は大きく二つに原因を分けることが出来ます。
それは椎間板ヘルニアなどで坐骨神経を圧迫しているものと、筋肉の硬直やコリによって坐骨神経を締め付けているものです。
ちなみに、さらに詳しい原因の分類については『坐骨神経痛を引き起こす疾患まとめ』で書いていますので合わせて読んでみてください。
この二つのどちらに分類されるかによって、坐骨神経痛が治るまでの期間に大きな違いが生じてきます。
また、より厳密に言うと、それぞれに対して選ぶ治療法によっても完治までの期間が変わってくるのです。
選ぶ治療法によって変わる期間
基本的には、ヘルニアなどによって引き起こされる坐骨神経痛は手術などをして原因を取り去ることによって完治します。
ヘルニアを経験したことのある方は生活習慣や体質などが影響している可能性も高いため、再発の可能性は考えられますが、基本的には痛みを感じないところまで持っていくことは比較的容易に出来るのです。
逆に、筋肉の硬直(主に梨状筋の硬直)によって引き起こされる坐骨神経痛は、すぐに治る人から数年という長期間に及ぶ人まで様々です。
これはどこの部分の筋肉が硬直しているのかや、外科的な処置が難しく、痛みの原因そのものをピンポイントで取り去ることが難しいからです。
原因別によって大まかに、このように分けることは出来るのですが、ヘルニアで手術をしないという選択をした場合には当然期間的には長引きます。
ヘルニアは誤解している人も多いですが、実はヘルニアのうちのすべてが手術を必要とするわけではないのです。
むしろ、ヘルニアは手術をしないで完治まで言ってしまう人の方が多いです。
これは整形外科で診察を受けると恐らくどこでも言われると思います。
私も坐骨神経痛に苦しみ、原因を特定すべくMRIなどの精密検査を行い、結果2か所もヘルニアが見つかりましたが、整形外科の先生には『日に日に痛みが少なくなってきて、痛み止め無しでも過ごせるようであれば手術の必要はない』と明言されました。
これが上で書いたように選ぶ治療法によって変わってくると言った理由です。
要はヘルニアなどの原因が確かな疾患であっても、手術などの外科的処置を取らないという選択肢もあるわけです。
ヘルニア患者のほとんどは、手術などの特別な処置をせずに、自然治癒するという事実を知っておきましょう。
出来れば体にメスを入れることはしないほうが良いですからね。
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